京都橘大学教員情報

（最終更新日：2022-08-02 17:00:17）

  オオクボ　キョウコ   OKUBO Kyoko
  大久保　恭子
   所属   京都橘大学発達教育学部児童教育学科

職種教授

■ 学歴

1.	～1977/03	大阪大学文学部美学科美術史学専攻卒業
2.	1981/04～1986/03	大阪大学大学院文学研究科芸術学専攻修士課程修了
3.	1991/04～1996/03	大阪大学大学院文学研究科芸術学専攻芸術学専攻博士課程単位取得満期退学
4.	2000/03 (学位取得)	大阪大学博士(文学)

■ 専門分野

西洋美術史学

■ 研究課題（テーマ）

1.	アンリ・マティスの切り紙絵研究
2.	プリミティヴィズム研究
3.	第二次世界大戦期のフランス美術研究

■ 著書

1.	2001/04	著書	『アンリ・マチスの誕生―画家と美術評論の関係の解明―』晃洋書房（単著）
2.	2009/07	著書	『＜プリミティヴィスム＞と＜プリミティヴィズム＞―文化の境界をめぐるダイナミズム―』三元社（単著）
3.	2016/03	著書	『アンリ・マティス『ジャズ』再考―芸術的書物における切り紙絵と文字のインタラクション―』三元社（単著）
4.	1989/02	著書	『美のパースペクティヴ―先史岩画面からニュー・ペインティングまで』鹿島出版（共著）
5.	1996/03	著書	『美術史のスペクトルム―作品・言説・制度―』光琳社（共著）
6.	2003/12	著書	『美術史をつくった女性たち―モダニズムの歩みのなかで―』勁草出版（共著）
7.	2009/03	著書	『現代の東西文化交流の行方Ⅱ―文化的葛藤を緩和する双方向的思考―』大阪教育図書株式会社（共著）
8.	2009/05	著書	『芸術はどこから来てどこへ行くのか』晃洋書房（共著）
9.	2009/07	著書	『アフリカの美―ピカソ、モディリアーニたちを魅了した造形―』（共著）
10.	2014/12	著書	『西洋近代美術の都市と芸術８　ロンドン　─アートとテクノロジー─』竹林舎（共著）
11.	2016/10	著書	『〈場所〉で読み解くフランス近代美術』三元社（共著）
12.	2019/03	著書	『人文学宣言』ナカニシヤ出版（共著）
13.	2020/03	著書	『ピカソと人類の美術』三元社（共著）
14.	2020/05	著書	『モネとマティス―もうひとつの楽園』求龍堂（共著）
15.	1995/04	著書（翻訳）	『20世紀美術におけるプリミティヴィズム―「部族的」なるものと「モダン」なるものとの親縁性― （ウィリアム・ルービン編）』淡交社（共著）
16.	2005/11	著書（翻訳）	『モネの庭―花々が語るジヴェルニーの四季― （ヴィヴィアン・ラッセル著）』西村書店（共著）
17.	2011/08	著書（翻訳）	『韓国近現代美術の百年（金英那著）』三元社（共著）
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■ 論文

1.	1995/11	学術論文	「1904年から1906年にみられるアンリ・マティスの様式変化の考察」『鹿島美術研究』年報鹿島美術財団 (第12号別冊):210-220 （単著）
2.	1997/02	学術論文	「≪青いヌード（ビスクラの思い出）≫をめぐるマティスのプリミティヴィズム」フィロカリア待兼山芸術学会 (第14号):113-139 （単著）
3.	1998/03	学術論文	「マティスの作品と言説―≪青いヌード（ビスクラの思い出）≫を巡って―」民族藝術民族藝術学 (第14号):20-25 （単著）
4.	2001/03	学術論文	「世紀の転換期におけるヌード―プリミティフなるものをめぐって―」アート・リサーチ立命館大学アートリサーチセンター (創刊号):99-110 （単著）
5.	2001/08	学術論文	「Rethinking Primitivism - A Discussion on the Reception of Matisse's Art-」 The Proceedings of the 15th International Congress of Aesthetics （単著）
6.	2003/02	学術論文	「プリミティヴィズム（Primitivism)の変容－観念の相対性をめぐる考察－」関西外国語大学研究論集 (第77号):113-129 （単著）
7.	2003/10	学術論文	「ポール・ゴーガン（Paul Gauguin）のプリティミヴィズム」伝承とコミュニケーション関西外国語大学伝承と比較文化研究会 (第3号):133-154 （単著）
8.	2003/11	学術論文	「『ジャズ』―作品分析の方法論をめぐって―」『鹿島美術研究』年報鹿島美術財団 (第20号別冊):1107-117 （単著）
9.	2004/03	学術論文	「プリミティヴィスム（Primitivisme)をめぐる考察」民族藝術民族藝術学会 (第20号):219-224 （単著）
10.	2004/09	学術論文	「ニューヨーク近代美術館（ＭoＭＡ）と20世紀モダニズム」立命館大学産業社会論集立命館大学産業社会学部助成研究会 (第121号):25-47 （単著）
11.	2004/09	学術論文	「マチスの『ジャズ』に見られる原初性」芸術/批評東信堂 (第1号):27-55 （単著）
12.	2005/03	学術論文	「アンリ・マチス『ジャズ』―原画作年をめぐる考察」美學美學会 (第220号):42-55 （単著）
13.	2005/09	学術論文	「マチスの切り紙絵とピカソのコラージュ―持続と転換」芸術/批評東信堂 (第2号):39-58 （単著）
14.	2006/03	学術論文	「Henri Matisse's Jazz:Regarding the Date of "Completion” of the OriginalMaquettes」 Aesthetics (no,12):53-65 （単著）
15.	2007/01	学術論文	「＜シーニュ＞から解くマチス―記号学的解釈の問題点―」芸術/批評東信堂 (第3号):40-68 （単著）
16.	2008/10	学術論文	「The Meaning of Arabesque in Matisse' s Work」 Proceeding of the 6th International Conference of Design History and Design Studies 192-195 （単著）
17.	2009/02	学術論文	「マチスの『ジャズ』における祝祭的プログラム―図像主題をめぐって―」神戸大学美術史論集 (第9号):1-20 （単著）
18.	2010/09	学術論文	「アンリ・マチス『ジャズ』のテクストをめぐる試論　Ⅰ」関西外国語大学研究論集 (第92号):115-128 （単著）
19.	2011/03	学術論文	「アンリ・マチス『ジャズ』のテクストをめぐる試論　Ⅱ」関西外国語大学研究論集 (第93号):153-168 （単著）
20.	2011/04	学術論文	「Résoudre par les signes l'œvres de Matisse:les point problématiques de l'interprétation sémiologique」 Aesthetics (No.15):90-105 （単著）
21.	2012/03	学術論文	「Primitivisme in Japanese Modern Art:In the Case of Taro Okamoto」関西外国語大学研究論集 (第95号):149-164 （単著）
22.	2012/07	学術論文	「Henri Matisse's and chieko Takamura : Considering a Strange Coincidence」 Papers:International Symposium on Theories of Art/Design and Aesthetics,Akdeniz　University Antalya,Turkey 238-241 （単著）
23.	2013/03	学術論文	「アンリ・マチス『ジャス』における表題の意義についての考察Ⅰ」関西外国語大学研究論集 (第97号):165-180 （単著）
24.	2013/09	学術論文	「アンリ・マチス『ジャス』における表題の意義についての考察Ⅱ」関西外国語大学研究論集 (第98号):21-37 （単著）
25.	2015/04	学術論文	「20世紀フランス美術における黒人アフリカ彫刻の受容－アンリ・マティスを中心に－」アート・ライブラリー (第16号):15-20 （単著）
26.	2015/05	学術論文	「マティスの切り紙絵における原画と複製」美術フォーラム21 (第31号):124-129 （単著）
27.	2017/11	学術論文	「大戦間期のプリミティヴィスム－文化の受容層をめぐって－」美術フォーラム21 醍醐書房 (36):147-153 （単著）
28.	2018/02	学術論文	「大戦間期から第二次世界大戦期におけるマティスの批評的位置付けをめぐる考察」京都橘大学　研究紀要 (44):45-58 （単著）
29.	2018/03	学術論文	「交差する美術史学と民族学－現代美術への独創的アプローチ」民族藝術 (34):41-45 （単著）
30.	2019/02	学術論文	「1937年パリ国際博覧会をめぐるフランスの文化政策」京都橘大学　研究紀要 (45):65-82 （単著）
31.	2021/05	その他論文	「アンリ・マティスのエクリチュール」ユリイカ 53-5(773):231-240 （単著）
32.	2022/03	学術論文	「「プリミティヴィズム」の現在―美術史学の方法論をめぐって」 arts/ 民族藝術学会 (３８):３０-３９（単著）
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■ その他

1.	2008/09	書評	デザイン史フォーラム編（藤田治彦責任編集）『近代工芸運動とデザイン史　Modern Craft and Design Movements』デザイン理論意匠学会 (第54号):68-69 （単著）
2.	2009/11	その他（解説・一般記事）	「アフリカの美―ピカソ、モディリアーニたちを魅了した造形―」展視覚の現場―四季の綻び― 醍醐書房 (3):44-45 （単著）
3.	2012/03	書評	川口幸也『アフリカの同時代美術　複数の「かたり」の共存は可能か』民族藝術民族藝術学会 (第28号):254-256 （単著）
4.	2022/04	その他（解説・一般記事）	特別寄稿《ニース郊外の風景》作品の位置づけ姫路市立美術館官館報「美術館だより」姫路市立美術館 (152):６-６（単著）
5.	2022/03	その他（解説・一般記事）	マティスの画業における《ニース郊外の風景》　作品の位置づけについて姫路市立美術館　研究紀要姫路市立美術館 (２０):３-５（監修）
6.	2020/09	調査・報告	第二次世界大戦期の『フランス性』をめぐる芸術的地政学日仏美術学会会報日仏美術学会 (39):93-93 （単著）
7.	2020/03	書評	柳沢史明著『〈ニグロ芸術〉の思想文化史―フランス美術界からネグリチュードへ』民族藝術学会 (創刊):252-253 （単著）
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■ 講師・講演

1.	2002/10/26	20世紀の巨匠、ピカソとマチス―抽象的？装飾的？―（京都市美術館）
2.	2005/11/26	不遇なマチスの切り紙絵（高知県立美術館）
3.	2008/08/03	よみがえりの人─切り紙絵の主題と手法－（大原美術館）
4.	2010/09	岡本太郎の日本とフランス（関西外国語大学）
5.	2010/11/27	芸術と社会（関西文化学術研究都市６大学連携講座）
6.	2013/06/01	19世紀フランス美術の変容─ダヴィッドからゴーガンまで－（活水女子大学）
7.	2015/02/21	色彩の解放─モネからセザンヌまで－（日本色彩学会関西支部）
8.	2022/01/10	マティスの画業における《ニース郊外の風景》の位置付けについて（姫路市立美術館）
9.	2021/12/25	マティス『ジャズ』、その魅力と時代性（姫路市立美術館）
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■ 科研費・外部資金等

1.	2021/04～2024/03	第二次世界大戦期における「フランスの伝統」概念の総合的研究基盤研究（Ｃ）（研究代表）
2.	2016/04～2019/03	第二次世界大戦期におけるマティスの芸術活動研究－フランス性と戦争文化の視点から基盤研究(C)（研究代表）
3.	2012/04～2014/03	英国における児童美術教育の成立と自然観の変容基盤研究(C)（分担）
4.	2006/04～2009/03	アジア的美意識とは何か基盤研究(B)（分担）
5.	2021/07～2022/07	戦争と文化－第二次世界大戦期のフランスをめぐる芸術の位相その他の補助金・助成金
6.	2002/04～2003/03	『ジャズ』―作品分析の方法論をめぐって― 競争的資金等の外部資金による研究
7.	1994/04～1995/03	1904年から1906年にみられるアンリ・マティスの様式変化の考察競争的資金等の外部資金による研究
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