京都橘大学教員情報

（最終更新日：2025-09-18 16:12:44）

  ウエキタ　トモコ   UEKITA Tomoko
  上北　朋子
   所属   京都橘大学総合心理学部総合心理学科

職種教授

■ 学内役職・委員

2025/04/01～

京都橘大学総合心理学科長

■ 学歴

2000/04～2006/03

同志社大学大学院文学研究科心理学専攻博士課程修了博士(心理学)

■ 専門分野

心理学, 実験心理学, 行動・神経科学　（キーワード：実験心理学、行動科学、神経科学）

■ 研究課題（テーマ）

1.	齧歯類の学習や記憶における海馬の役割
2.	齧歯類デグーの社会行動とその神経基盤

■ 所属学会

1.	～2021/09	生物音響学会
2.	2014/05～2021/09	The society for Bioacoustics
3.	2010/04～	Society for Neuroscience
4.	2008/04～	日本神経科学学会
5.	1998/05～	日本動物心理学会
6.	1998/05～	日本心理学会
7.	1998/05～	日本行動科学学会
8.	1998/05～	関西心理学会
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■ 著書

1.	2023/07	著書	『動物心理学入門－動物行動研究から探るヒトのこころの世界』有斐閣（共著）
2.	2020/04	教科書	『神経・生理心理学　基礎と臨床、わたしとあなたをつなぐ「心の脳科学」』ナカニシヤ出版（共著）
3.	2018/10	教科書	『心理学概論こころの理解を社会へつなげる』ナカニシヤ出版（共著）
4.	2018	事典・辞書	『生き物と音の事典』（共著）
5.	2015	著書（翻訳）	『翻訳書第39章　恐怖. ラットの行動解析ハンドブック　Whishaw, I.Q. & Kolb, B.（2004），The behavior of the laboratory rat: A handbook with tests，Oxford University Press，USA.』西村書店（共著）
6.	2015	著書（翻訳）	『翻訳書第40章　認知過程.ラットの行動解析ハンドブック　Whishaw, I.Q. & Kolb, B.（2004），The behavior of the laboratory rat: A handbook with tests，Oxford University Press，USA.』西村書店（共著）
7.	2014/04	著書	『心理学概論（第２版）』ナカニシヤ出版（共著）
8.	2008/02	著書	『比較海馬学』ナカニシヤ出版（共著）
9.	2006/06	著書	『心理学概論（初版）』ナカニシヤ出版（共著）
10.	2004/04	著書	『心理学実験ノート』二瓶社（共著）
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■ 論文

1.	2016/09	学術論文	「The effects of pre-weaning social isolation and mother’s presence on the object exploration behavior of infant Octodon degus」 Psychologia 59:136-147 （共著）
2.	2019/05	学術論文	「Influence of pre-weaning social isolation on post-weaning emotion tendency and mother–infant interactions in infant Octodon degus」 International Journal of Environment Research and Public Health （共著）
3.	2023/12	学術論文	「親子の絆がもたらすもの：齧歯類デグーの子育て」動物心理学研究 73(2):51-62 （共著）
4.	2023/09	学術論文	「描画再生が視覚的ワーキングメモリに及ぼす影響」行動科学 62(1):41-49 （共著）
5.	2019/12	学術論文	「Auditory-induced visual illusions in rodents measured by spontaneous behavioural response」 Scientific Reports 10(1038) （共著）
6.	2018	学術論文	「新生児期のオキシトシン投与が思春期マウスの社会情動性に及ぼす影響」行動科学 57(１):33-40 （共著）
7.	2016/06	その他論文	「インタビュー：岡市廣成先生に聞く」動物心理学研究 66(1):77-83 （共著）
8.	2016/03	学術論文	「デグーにおける自己の選択または他個体の選択に基づく遅延非場所合わせ課題の遂行」行動科学 54(2):83-90 （共著）
9.	2016/02	学術論文	「遅延のある選択におけるラットの眼窩前頭皮質の役割」心理学研究 (86):603-609 （共著）
10.	2013/11	学術論文	「齧歯類デグーの海馬機能－社会認知と空間認知－」心理学評論 56(2):295-309 （共著）
11.	2011/06	学術論文	「Hippocampus lesions induced deficits in social and spatial recognition in Octodon degus（デグーの海馬損傷は社会認知障害と空間認知障害を引き起こす）」 Behavioral Brain Research Vol219:302-309 （共著）
12.	2009/04	学術論文	「Pretraining does not ameliorate spatial learning deficits induced by intrahippocampal infusion of AP5（AP5の海馬内投与による空間学習障害は先行訓練により改善されない）」 Behavioral Neuroscience American Psychological Association Vol.123:520-526 （共著）
13.	2006/03	学術論文	「Dissociation of the roles of NMDA receptor and hippocampus in rats’ spatial learning: The effects of environmental familiarity and task familiarity（ラットの空間学習におけるNMDA受容体と海馬の役割の分離：環境に対する馴染と課題に対する馴染）」 Reviews in the Neurosciences Vol.17:163-173 （共著）
14.	2005/04	学術論文	「NMDA antagonist MK-801 does not interfere with the use of spatial representation in a familiar environment（NMDA拮抗薬MK-801は馴染環境における空間表象の利用を妨げない）」 Behavioral Neuroscience American Psychological Association Vol.119:548-556 （共著）
15.	2002/04	学術論文	「MK-801投与によるラットの空間学習障害と先行経験の効果」心理学研究第73巻(第1号):51-57 （共著）
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■ その他

1.	2018/01	その他（解説・一般記事）	脳科学辞典「空間記憶」空間記憶脳科学辞典（単著）
2.	2013/07	その他（解説・一般記事）	脳科学辞典　「物体探索」上北朋子　物体探索　脳科学辞典（単著）
3.	2012/11	その他（解説・一般記事）	脳科学辞典「迷路」上北朋子　迷路　脳科学辞典（その他）

■ 学会発表

1.	2023/09/16	ペットボトルの緑茶飲料におけるラベルの色が味覚予測に及ぼす影響について（日本心理学会第８７回大会）
2.	2022/09/09	パッケージの色が味覚に及ぼす影響（日本心理学会第８６回大会）
3.	2018/10	デグーの活動量と記憶に及ぼす加齢の影響（関西心理学会第130回大会）
4.	2018/10	マウスの社会的認知機能における前部帯状皮質の役割（関西心理学会第130回大会）
5.	2018/09	デグーの母子分離経験が離乳前後の情動性に及ぼす影響（日本心理学会第８２回大会）
6.	2018/08	The effect of post weaning social isolation on emotional, social and cognitive behavior in mice.（第78回動物心理学会）
7.	2017/08	デグーの前頭葉損傷が社会行動に及ぼす影響（第77回動物心理学会）
8.	2016/11	Aging effects on activity, object memory and spatial learning in Octodon degus.（76th Annual Meeting of The Japanese Society for Animal Psychology）
9.	2016/11	Effects of neonatal oxytocin administration on socio-emotional behavior in pubertal mice.（76th Annual meeting of The Japanese Society for Animal Psychology）
10.	2016/07	Repetitive maternal separation induced suppression of object exploration behavior in Octodon degus.（The 31st International Congress of Psychology）
11.	2015/12/12	Mothers promote object exploration in infant degus（The 2nd Annual Meeting of the Society for Bioacoustics）
12.	2015/09	Mother and partner promote exploratory behavior in Octodon degus（49th Congress of the International Society for Applied Ethology）
13.	2015/09	Mother promotes infant's exploratory behavior in Octodon degus（The 75th Annual Meeting of the Japanese Society for Animal Psychology）
14.	2014/09	デグーの環境モニタリングにおけるパートナーの影響（日本心理学会第78回大会）
15.	2013/12/14	The effects of partner on vigilance behavior in Octodon degus.（デグーにおける警戒行動に対する仲間の存在の効果）（Auditory Reseatch Forum Japan《The 18th》）
16.	2013/11	The role of the orbitofrontal cortex of the rat in delay-based decision-making.（遅延に基づく意思決定におけるラットの眼窩前頭皮質の役割）（SfN Annual meeting）
17.	2013/09/20	空間認知研究：神経基盤から建築への応用（日本心理学会第77回大会）
18.	2013/09/14	デグーにおける場所非見本合わせ課題の学習と社会的手掛の使用（第73回動物心理学会）
19.	2013/09	スナネズミによる音を発する物体を用いた新奇物体探索（第73回動物心理学会）
20.	2013/09	遅延を含む選択課題におけるラットの眼窩前頭皮質の役割（第73回動物心理学会）
21.	2012/09	Degu’s hippocampus plays the role not only in the spatial recognition, but also in the social recognition.（デグーの海馬は空間認知だけでなく社会認知にも関与する）（ISCP-International Society for Comparative Psychology）
22.	2012/07	Spatial behavior of Octodon degus: age and gender differences in water maze performance and object recognition.（デグーの空間行動：水迷路の遂行と物体認知における年齢と性差）（8th FENS-Forum of neuroscience）
23.	2011/07	The role of hippocampus in social rodent Octodon degus: social and spatial recognition.（社会性齧歯類デグーの海馬の役割：社会認知と空間認知）（European Congress of Psychology）
24.	2010/11	The hippocampus is required for social recognition but not object recognition in Octodon degus.（デグーの海馬は社会認知に必要とされるが、物体認知には関与しない）（SfN Annual meeting）
25.	2010/08	齧歯類デグーの海馬の機能：社会認知と空間認知（日本動物心理学会第70回大会）
26.	2009/09	齧歯類デグーのコミュニケーションにおける海馬の役割（第32回日本神経科学大会）
27.	2009/09	齧歯類デグーの海馬損傷によるコミュニケーション障害（日本動物心理学会第69回大会）
28.	2009/08	Hippocampus in social communication of Octodon degus.（デグーの社会的コミュニケーションにおける海馬）（36th International Congress of Physiological Sciences）
29.	2009/03	Brain Mechanism of social communication in Octodon Degu.（デグーの社会的コミュニケーションの脳内メカニズム）（ESF-JSPS Frontier Science Conference Series for Young Researchers）
30.	2008/09	齧歯類デグーの社会行動に及ぼす海馬損傷の効果（日本動物心理学会第68回大会）
31.	2008/07	齧歯目デグーにおける社会行動の脳機構（第31回日本神経科学大会）
32.	2007/10	齧歯類デグーにおける位置と順序の系列学習（日本動物心理学会第67回大会）
33.	2005/10	ラットの空間学習におけるNMDA受容体と海馬の機能（日本動物心理学会第65回大会）
34.	2005/07	The role of the hippocampus and NMDA recaptors in spatial learning of rats.（ラットの空間学習における海馬およびNMDA受容体の役割）（9th European Con- gress of Psychology）
35.	2004/09	Effects of pre-training on spatial learning deficits induced by NMDA antagonist and hippocampal lesion.（NMDA阻害薬や海馬損傷によって引き起こされた空間学習障害に及ぼす先行訓練の効果）（International Symposium on Comparative Study of HippocampalFunctions）
36.	2004/09	ラットの海馬采−脳弓損傷による空間学習障害への先行訓練の効果（日本心理学会第68回大会）
37.	2004/08	NMDA受容体阻害薬AP5の海馬内慢性投与によるラットの水迷路空間学習障害と経験の効果（日本動物心理学会第64回大会）
38.	2004/03	ラットにおけるMK-801空間学習障害と先行経験の効果（日本行動科学学会第20回ウィンターカンファレンス）
39.	2003/10	MK-801投与によるラットの空間学習障害と環境の新奇性（日本動物心理学会第63回大会）
40.	2003/09	新奇な環境でのMK-801投与によるラットの空間認知障害（日本心理学会第67回大会）
41.	2003/07	The effects of MK-801 treatment on spatial leaning depend on familiarity with the environment.（MK-801投与の効果は環境に対する馴染みに依存して生じる）（8th European Con- gress of Psychology）
42.	2001/04	ラットの迷路学習における学習経験とMK801の効果（日本動物心理学会例会）
43.	2000/11	ラットの空間認知障害と先行経験の効果（２）（日本心理学会第64回大会）
44.	2000/07	MK-801 impairs acquisition of watermaze place task in naïve rats but not in pre-trained rats.（MK-801は実験経験のないラットにおいて水迷路課題の獲得を妨げるが、先行訓練を受けたラットにおいては障害をもたらさない）（17th International Congress of Psychology）
45.	2000/06	ラットの空間認知障害と先行経験の効果（１）（日本動物心理学会第60回大会）
46.	1999/09	ラットの浅水迷路空間課題の獲得と遂行に及ぼすMK801の効果（日本心理学会第63回大会）
47.	1998/05	ラットの空間課題の遂行に及ぼすMK801の効果（日本動物心理学会第58回大会）
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■ 講師・講演

1.	2008/12	講演等脳の世紀「コミュニケーションの神経基盤　齧歯類の社会と言葉」（同志社大学）
2.	2008/10	講演等齧歯目デグーのコミュニケーション（同志社大学）
3.	2006/02	講演等 The role of NMDA receptors in spatial learning of rats.（ラットの空間学習におけるNMDA受容体の役割）（理化学研究所）

■ 科研費・外部資金等

1.	2014/06	研究費　他者理解の発達と神経基盤：齧歯類と乳児を対象として基盤研究©
2.	2011/06	研究費　「場面に適した行動選択の神経基盤:社会性齧歯類デグーを対象として」 2011-2013年度科学研究費補助金挑戦的萌芽研究
3.	2009/06	研究費　系列行動の自動化プロセス:齧歯類デグーでの検討 2009年度～2010年度　若手研究(B)
4.	2007/06～2009/03	研究費　順序と位置の学習を担う神経基盤:齧歯類デグーでの検討 2007年度～2008年度　若手研究(B)