京都橘大学教員情報

（最終更新日：2025-02-03 15:59:00）

  スギヤマ　リュウイチ   SUGIYAMA Ryuichi
  杉山　隆一
   所属   京都橘大学文学部歴史学科

職種准教授

■ 学歴

2003/04～2011/03

慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了博士（史学）

■ 専門分野

イラン史, イラン地域研究　（キーワード：聖廟・聖地の歴史と現在）

■ 著書

1.	2023/01	事典・辞書	『イスラーム文化事典』丸善出版株式会社（共著）
2.	2020/07	著書	『侠の歴史　西洋編　上　＋　中東編』清水書院（共著）
3.	2020/03	著書	『文学部のひらく世界 : 極東証券株式会社寄付講座　慶應義塾大学文学部公開講座 2019』慶應義塾大学文学部（共著）
4.	2014	著書	『革命後イランにおける映画と社会』早稲田大学イスラーム地域研究機構（共著）

■ 論文

1.	2023/11	学術論文	「20世紀イランを生きた女性シーア派ウラマーノスラト・アミーン」京都橘大学女性歴史文化研究所紀要 (32):138(1)-127(12) （単著）
2.	2023/03	学術論文	「サファヴィー朝末期作成のイマーム・レザーの奇蹟譚集『天国への手段』をめぐって」東洋文化 103:107-131 （単著）
3.	2022/03	学術論文	「カージャール朝期作成のイマーム・レザー廟に関するワクフ関連史料をめぐって」アジア・アフリカ言語文化研究別冊 (1):111-127 （単独）
4.	2021/02	学術論文	「アフシャール朝期のイマーム・レザー廟：『アリー・シャーの巻物』から見る18 世紀イランにおけるイマーム廟の運営と組織（Ⅱ）」東洋文化研究所紀要 (178):436-396 （単著）
5.	2020/03	学術論文	「アフシャール朝期のイマーム・レザー廟：『アリー・シャーの巻物』から見る18 世紀イランにおけるイマーム廟の運営と組織（Ⅰ）」東洋文化研究所紀要 (177):230-178 （単著）
6.	2019/03	学術論文	「The Mausoleum of Imam Reza under the Islamic Republic of Iran: The Administration and Activities of the Twelver Shiite Imamate Mausoleum in Iran」 Journal of Islamic Area Studies (11):60-84 （単著）
7.	2018/11	その他論文	「イランにおけるシーア派聖廟の発展－第8 代イマーム、レザーの廟を事例に－」歴史と地理山川出版社 (713（世界史の研究256号）):51-54 （単独）
8.	2017/07	学術論文	「アフシャール朝ナーデル・シャーによるマシュハドの都市整備開発事業」史学 (87号1-2巻):33-66 （単著）
9.	2017/03	その他論文	「イマーム・レザー廟の研究部門の出版物をめぐって－同廟の歴史に関する研究書の紹介」イスラーム地域研究ジャーナル (10):97-107 （単独）
10.	2016/05	学術論文	「イラン・イスラーム共和国体制下のイマーム・レザー廟：同国におけるシーア派聖地イマーム廟の運営と諸活動」イスラム世界 (86):33-72 （単著）
11.	2016/03	その他論文	「イランにおける地方史研究の現況：フーゼスターン史研究を事例に」イスラーム地域研究ジャーナル (9):73-80 （単独）
12.	2014/03	学術論文	「東インド会社に関するシャー・シュジャー名のニシャーン－17 世紀ムガル時代の公的文書」青山史学 (31):19-51 （共著）
13.	2010/05	学術論文	「サファヴィー朝後期におけるイマーム・レザー廟のワクフ」日本中東学会年報 26(1):99-136 （単著）
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■ その他

1.	2024/10	その他（解説・一般記事）	20世紀イランにおける女性の権利拡大運動をめぐって　－セディーゲ・ドウラトアーバーディーの生涯から－ CHRONOS 京都橘大学女性歴史文化研究所 (51):4-5 （単著）
2.	2024/06	書評	Book Review: 'Alī Akhvān Mahdavī and Rez̤ā Naqdī (eds.), Āyīnhā-ye Ḥaram-e Moṭahhar-e Razavī (The Rituals of the Sacred Sanctuary in Emām Rezā Mausoleum), Mashhad: Bonyād-e Pazhūheshhā-ye Eslāmī, 1396kh. Al-Madaniyya: Keio Bulletin of Middle Eastern and Asian Urban History (3):115-122 （単著）
3.	2022/02	その他（解説・一般記事）	「『白い牛のバラッド』におけるイランの社会背景解説」映画「白い牛のバラッド」パンフレット東宝株式会社映像事業部（単著）
4.	2018/11	書評	「書評と紹介：MORIKAWA Tomoko and Christoph WERNER(eds.), Vestiges of the Razavi Shrine –Athar al-Razaviya: a Catalogue of Endowments and Deeds to the Shrine of Imam Riza in Mashhad, Tokyo: The Toyo Bunko,2017.」イスラム世界 (90):71-79 （単独）
5.	2018/05	書評	Book Review :Christoph Werner, Vaqf en Iran: Aspects Culturels, Religieux et Sociaux, Leuven: Peeters Press,2015. Annals of Japan Association for Middle Eastern Studies 34(1):113-117 （単独）

■ 学会発表

1.	2024/03/12	Organization and Administration of the Emam Reza Mausoleum during the Afsharid Period（International Workshop “From the Mashhad Archives: Eighteenth Century Documents on Iran and Afghanistan”）
2.	2022/02/14	Tarikh-e Astan-e Qods-e Razavi az Manzar-e Yek Mohaqqeq-e Zhaponi (in Persian)（Selsele-ye neshast'ha-ye zhapon-shenashi-ye doshanbe'ha-ye akhar-e mah, neshaste-ye bistom, Daneshkade-ye motale'at-e jahan, Daneshgah-e Tehran）
3.	2021/09/18	サファヴィー朝最末期におけるイマーム・レザーの奇蹟譚をめぐって（東文研シンポジウム「ムハンマドの血筋とムスリム：預言者一族をめぐる多様な語りと語り手たち」）
4.	2020/02/15	ガージャール朝期のイマーム・レザー廟（東京外国語大学アジアアフリカ言語文化研究所共同利用・共同研究課題「イスラーム聖者廟の財産管理に関する史料学的研究」2019年度公開研究会）
5.	2020/02/12	Vaqf and Modernization in Iran: A Case of the Mausoleum of Emam Reza under the Islamic Republic of Iran（Cross-Cultural and Comparative Study of Donation, Endowment and Benefit (A joint symposium by Asia Research Institute, National University of Singapore, and Toyo Bunko, Japan)（Asia Research Institute, National University of Singapore））
6.	2018/09/29	Nader Shah’s Urban Development Project in Mashhad during the Afsharid Period.（Comparative Studies of Islamic Areas: New Actors, Fresh Angles (International Symposium)）
7.	2015/06/28	イマーム・レザーの死後の奇蹟譚をめぐって－サファヴィー朝後期の一ペルシア語写本を中心に－（三田史学会）
8.	2012/11/28	イマーム・レザー廟の現在－廟の組織運営と諸活動を中心に－（早稲田大学イスラーム地域研究機構定例研究会）
9.	2012/06/23	アフシャール朝の首都マシュハド－ナーデル・シャーの治世を中心に－（三田史学会）
10.	2012/01/29	イマーム・レザー廟の発展と拡大（中央大学人文科学研究所・政策文化総合研究所公開研究会）
11.	2011/12/10	アフシャール朝期のイマーム・レザー廟（東京外国語大学アジアアフリカ言語文化研究所研究プロジェクト「近世イスラーム国家と多元的社会」主催研究会）
12.	2010/01/30	18 世紀におけるイマーム・レザー廟（北海道大学文学部主催「シーア派世界における聖地・聖廟」研究会）
13.	2010/01/13	サファヴィー朝後期におけるイマーム・レザー廟のワクフ（東京外国語大学アジアアフリカ言語文化研究所研究プロジェクト「ペルシア語文化圏の歴史と社会」主催研究会）
14.	2009/12/12	The Vaqf Endowments to the Emam Reza Shrine during the late Safavid period (Poster Presentation)（New Horizons in Islamic Area Studies; Identity, Coexistence and Globalization）
15.	2007/05/27	サファヴィー朝後期におけるイマーム・レザー廟のワクフ（日本中東学会第23回年次大会）
16.	2003/09/27	ティムール朝の支配におけるモンゴル的伝統の再検討－オグランたちの活動を中心に－（イスラム国家論研究会）
17.	2003/06/30	ティムール朝期におけるオグラン集団－シャー・ルフ支配期までを中心に－（三田史学会）
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■ 講師・講演

1.	2025/01/10	イマーム・レザー廟の発展と文化活動
2.	2019/07/13	アジアの歴史と現在：イランにおける近代と宗教制度　―宗教寄進が促した近代化―
3.	2018/06/20	イランにおける聖廟をめぐって：同国のシーア派信仰と社会
4.	2017/05/13	イランの文化と宗教信仰

■ 科研費・外部資金等

1.	2018/04～2023/03	近現代イランにおける聖地・聖廟の変容若手研究
2.	2004/05	文部科学省平成16年度アジア諸国等派遣留学生採用その他の補助金・助成金

■ 受賞学術賞

2021/09

イラン・イスラーム共和国文化イスラーム指導省第19回国際エマーム・レザー祭レザー文化模範研究者表彰